私の恋した誘拐犯【完】
「あ、そだ。じゃあ綾瀬の試合3人で見に行かない?」



莉奈がパンっと手を叩き、そんな提案を持ちかける。



「「賛成!」」



もちろん私もキョンタも見たいに決まってる。



「いやいや、は?おまえら、は?」



たくちゃんは「何言ってんの?」と表情を歪めるが、そんなの関係ないとでも言うように莉奈は笑った。



「綾瀬だって、ちぃがいたほうがやる気出んじゃないの?」



「や、分かんねーじゃん。緊張でうまくプレーできねーかもじゃん」



「綾瀬はできるよガンバ」



「軽いなオイ」



莉奈の一度決めたら曲げない性格を知ってるたくちゃんは渋々了承。
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