護衛の私と主人の君と
結愛「婚約者が、どうって」







「婚約者何て、居ない、よ」



あっ。



そう言えば、父さんが目星を付けてるって相手が居たっけ。



でも、そんなの。



結愛「お姉ちゃん、雪君に迷惑掛けたくないんだと思ってるみたいだったけど、私も雪君も、

死ぬかもしれない体験して、好きな相手に会いたくなったでしょ?後悔したでしょ?

気持ちを、伝えてなかった事に」



「うん」



結愛「だから」







結愛「だから、私が言える事じゃ無いけど、その、雪君には、お姉ちゃんに気持ちを伝えて欲しい」







結愛「このままじゃ、お姉ちゃん、絶対後悔して、1人で泣いちゃうから!」







あの時泣いてたのは、そのせい?


< 153 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop