護衛の私と主人の君と
雫!



結愛「ゴメンね。でも、はっきりとは言えないけど、お姉ちゃんに、気持ちを伝えてあげて」



「うん」



結愛「ありがとう。あっ、ゴールみたい」



「ありがとう。教えてくれて」



結愛「ううん」



と、礼を言ってると、視界の隅に入った雫の後ろ姿。



けど、それは腕に昌が抱き着いていて、僕は、走らずには居られなかった。



いくら昌でも、好きな相手は、渡したくないから。



雪side end
< 154 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop