護衛の私と主人の君と
バイクを降りて、



「今から東城を香月組若頭として捕獲する。故に、お前達はここで待ってろ」



と言うと、



金髪「はぁ!?」



黒髪「そんな事、出来る訳無いでしょう!」



赤髪「大体、勇翔さん達に言われてお前に頼んだけどよぉ、ホントは信頼してねぇんだぜ」



と反発する。



………。



「別にお前達に信頼されなくても良い。というか、私は信用すらしてないからな」



月光「!?」



「信用も信頼も出来なくても、あと数十秒後、出雲は犯されるだろう。そう、お前達が私に反論する

限り」



黒髪「なっ!どういう事ですか!」



「電話を切る直前、10分で来なければ出雲を犯すと言われた。そして、あと数十秒でその10分

になる」



と言うと、驚いた顔のものの、黙った月光。



私はそれを見てから、小屋に向かって走る。



そして、



バンッッ



と、ドアを蹴破る。


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