溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「まぁ、いいじゃないか。今日からつけて。いつか脱がせてやる」

「は……」


とんでもない爆弾発言をした彼は、素知らぬ顔をして部屋を出ていった。

あぁっ、頭がクラクラする。

大成さんが時折見せる陰のある顔が気になって、こうして同居を承諾してしまったけれど、本当に大丈夫かな、私。


「澪」


そんなことをボーッと考えていると、リビングから彼に呼ばれて再び戻った。


「夕飯どうする? 食いに行こうか」

「私、作りますよ」


と言ったものの、もしかして食べてる物も違うんじゃと思いなおす。


「ホントか? 手伝うから作ってくれ」

「あっ、でも私、庶民の食べ物しか作れません」


そう言うと、彼は白い歯を見せる。


「庶民のって……。俺、毎日なに食べてると思ってるの?」


なんだろう。アルカンシエルのフレンチレストランに出てきそうなものとか?
だけど昨日は、デリバリーのピザをおいしそうに食べてたか。
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