溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「お疲れさまでした」

「意外にハードだな。これでいくらもらってるんだ?」


彼は、今度は首をまわしている。


「私は社員ですけど……月十八万くらいかな」

「十八?」


目を丸くしている大成さんに「バイト扱いだと時給九百円くらいだと思いますよ」と告げる。


「それだけ? こんなに肉体労働なのに?」

「そんなもんです」


「はぁ、そうか……」と黙り込んでしまった彼はなにかを考えている。


「やっぱり甘かったな、俺」


しばらくしてつぶやいた大成さんは、自嘲気味に鼻で笑った。


「澪、ちょっと疲れたから癒して」


ソファに座った彼は、私に言う。


「癒すって……」

「こっち」


彼に手招きされ近くに行くと、グイッと手を引っ張られて隣に座らされてしまう。
そしてゴロンと横になった彼は、私の膝に頭を乗せた。


「ちょっ……」
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