溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「どう、でしょう……」


自分の部屋に行って新しいブラウスとスカートに着替え、大成さんのいるリビングに戻ると、彼は目を細めて手招きする。


「澪……ちょっと、こっち」


彼に少し近づくと、「短すぎたか」とスカートのすそを引っ張った。
上質な圧縮ウールで作られた濃紺のフレアスカートは、膝上五センチ。
そうでもないと思うけど……。


「そうですか? かわいいと思ったんですけど」

「澪のかわいいところは、俺だけ知っていればいいんだ」


甘々の大成さんが降臨だ。

彼は私の手を引き、自分の膝に横向きに座らせ、腰を抱いて離さない。


「あぁぁ、あのっ」


近い……んだけど。

それに、スカートがまくれ上がって太ももがあらわになってしまったので、慌てて手で押さえた。


「大成さん、下ろして」

「無理。誘う澪が悪い」

「誘ってなんて……。ん……」


下ろされるどころか、濃厚なキスが降ってきた。
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