溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
片手は腰。もう片手は私の頭を抱えてキスを続ける大成さんは、息をすることも許してくれない。


「んんん……」


苦しくなって逃れようとすると、今度は耳朶を甘噛みする。


「ヤッ……」

「ここ、感じるんだろう?」

「感じません!」


と言いつつも、体はビクッと震える。
すると彼は太ももに触れてくるので慌てふためく。


「ちょっと」


必死になってその手を押さえたものの、彼はお構いなしだ。


「好きな女が目の前にいるのに、我慢できるか。好きだよ、澪」


まさか出会ってからこんなに短期間で、こんなに気持ちが盛り上がるなんて考えてもいなかった。
私も彼が好き、だ。でも、まだ恥ずかしい。


「大成さん……」

「ヤバい。とまんない」


彼の色気を纏った声のせいで、ギリギリ働いていた理性が悲鳴を上げている。


「ダメ……」


なんとか逃れようともがいても、大成さんは離してくれない。
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