溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「……ス、してください」

「ん? 聞こえないぞ」


もう体まで真っ赤に染め、恥じらいながらやっとのことで声を絞り出した彼女に、なんて要求をしてるんだ、俺。
だけど、嫉妬させたお仕置きだ。


「キス、して——」


彼女がウルウルの瞳を俺に向けながら、はっきりとそう言ったとき、俺の理性が遠くに飛んでいった。


すぐさま唇を重ね舌を絡めると、彼女はぎこちないながらも必死に応えてくれる。

長いキスから解放したときには、澪は肩で息をしていた。
だけど、まだまだこれからだ。


「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」

「えっ?」


俺がそう口にすると、澪は目を飛び出さんばかりに驚いている。


「ハロウィンなんだろ?」


あれっ、これってどっちかというと澪のセリフか。


「まぁ、くれてもするけど」

「あっ、ちょっ……」


もう一度彼女の唇を味わったあと、ベッドに連れていき、少し乱暴に衣装を脱がせる。
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