溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「……私が大成さんを好きなくらい、もっと愛して」


あぁ、もう完敗だ。
こんなうれしいことを言われて、冷静でいられるわけがないだろ?


「バカだな。俺のほうが好きに決まってるだろ。朝までにわからせてやる」


もう俺は完全にお前の虜なんだよ。

澪の頬に触れながらそう口にすると、彼女は突然俺の首のうしろに手を伸ばしてきて俺を引き寄せ、唇を重ねた。

嘘、だろ……。
澪がこんなに積極的になるなんて、夢なのか?


「大成さん、愛してます」


俺は恥じらいながら俺の肩に顔をうずめてつぶやく澪を、強く強く抱きしめたあと、たまらず深い口づけを落とした。


澪。今日はふたりの特別な夜にしよう。
一生忘れられない夜に。

お菓子をくれてもくれなくても、妖精はオオカミに食べられちまうけどな。



【きみと特別な夜を END】
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