溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「なんだよー。このふわふわしてる時間が好きなのに」

「おひとりでどうぞ」


私はなんとかベッドから飛び出した。


「わっ!」


すると、大成さんに借りていたスエットのウエストが緩すぎて、ズボンが少し下がってしまい、ショーツがちょっぴり出てしまったので慌てて戻す。
見られて、ないよね……。

恐る恐るうしろを振り返ると、彼がニヤリと笑っていたので、顔が引きつった。


「目が覚めちゃった」

「あ……」


見てた?


「もっとセクシーなパンツ買ってやる」


あぁ、完全に見られてたんだ!
私は頭から蒸気が上がるのを感じながら、寝室をバタバタと飛び出した。


「あー、もう」


ドアを閉めた瞬間、彼の「あはは」と笑う声が聞こえてきたので、がっくりと肩を落とす。
最悪だ。

そんなことより、仕事!

壁にかかる時計に目をやると、まだ六時半でホッとした。
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