溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
二階のお洒落なカフェ・プレジールに入ると、朝早いのに客であふれかえっていた。
コーヒーのいい香りと、パンが焦げるようなにおいのせいで、そんなに空腹を感じてはいなかったのに、お腹が鳴りそうになる。
「澪、なににする? ここの軽食はなんでもいけるぞ」
おいしそうなサンドウィッチやマフィンなど、たくさん並んでいる中から彼が選んだのは、アボカドのサンドウィッチ。
「私も同じもので」
「了解。コーヒーでいい?」
「はい」
彼は手際よく注文を済ませ、窓際の席に座る。
席まで持ってきてくれるらしい。
「ここにもアルカンシエル入ってますよね」
「うん。俺の友達の宮城ってヤツの会社が手がけてるんだ。俺はまだアメリカにいたんだけど、その話を聞いてアイツのとこなら間違いないって親父に勧めたんだ。ちょっと本館に近すぎるという声もあったんだけど、他社に入られるくらいなら抑えておこうと、入居に乗り出すことになって……」
コーヒーのいい香りと、パンが焦げるようなにおいのせいで、そんなに空腹を感じてはいなかったのに、お腹が鳴りそうになる。
「澪、なににする? ここの軽食はなんでもいけるぞ」
おいしそうなサンドウィッチやマフィンなど、たくさん並んでいる中から彼が選んだのは、アボカドのサンドウィッチ。
「私も同じもので」
「了解。コーヒーでいい?」
「はい」
彼は手際よく注文を済ませ、窓際の席に座る。
席まで持ってきてくれるらしい。
「ここにもアルカンシエル入ってますよね」
「うん。俺の友達の宮城ってヤツの会社が手がけてるんだ。俺はまだアメリカにいたんだけど、その話を聞いてアイツのとこなら間違いないって親父に勧めたんだ。ちょっと本館に近すぎるという声もあったんだけど、他社に入られるくらいなら抑えておこうと、入居に乗り出すことになって……」