政略結婚はせつない恋の予感⁉︎

将吾さんのやわらかいくちびるが、なめらかな舌が、大きな手のひらが……わたしの肌の上のあらゆるところを這う。

「ぅん……あぁっ……んっ」

吐息とともに、甘い喘き声が出てしまう。

……なぜだろう?

昨夜、海洋から同じようなことをされたのとは違う感覚が、わたしを襲う。

カラダの芯がカッと火照るくらい熱いのに……
ぞくぞくするほど心臓がどきどきして……
わたしの腕には鳥肌が立ってる。


……「最期」だからかな?

もう、二度と……将吾さんにこんなことを、
してもらえないから、かな?

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