ペンダント~夢からわかる過去の真実~






「ねえ、悠真、正直に言ってね」


悠真は首をかしげてこちらを見ている。

私は覚悟を決めて、言葉を発した。


「もう一度聞くね。悠真と私って過去にどこかで会ったことがあるよね?」


はっきりと悠真の目を見て言った。


悠真は一瞬目をそらしたが、すぐに私の目を見て言った。


「なんども言うようだけど、ねぇよ」


今度は穏やかな顔をして言われた。


嘘をついていると反射的にそう思った。


だって矛盾している。


どうして私を知らないのに「記憶喪失になった」ということがわかるのか。


悠真は顔を見れば思っていることがすぐにわかる。
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