ペンダント~夢からわかる過去の真実~
わけのわからない涙を堪えていると、その女性が黒板になにかを書きはじめた。
その間もクラスメイトたちはシーンとしている。
書き終えてこちらに振り向く顔はやっぱりどこか見覚えがあった。
(本当に誰だったっけ...)
そう思いながら黒板の文字を見ると、
『自己紹介』と書かれていた。
ん...?自己紹介...
(あ、そうだ!!!)
さっきまで泣きそうだった気持ちと頭痛はどこへやら。
私はいいアイデアがひらめいた。
それは__