御曹司と婚前同居、はじめます
「落とす前に下ろしてね!」
肩のことがあるにしてもこれくらい大丈夫だ。時間をみつけては柏原とジムへ通っているのだから。
必死にしがみついてくる美和を抱えながら、今日はどんなことをして美和を可愛がろうかと考える。
「何を笑っているの?」
美和が恐々と聞いてきた。
笑っていたか?
完全に無意識だったので、驚いて立ち止まる。
その隙に美和は下へ降りようと身体をよじった。
「逃がさないよ」
一生逃がすものか。わがままが通らない窮屈な人生の中で、俺が唯一欲しがったものなのだから。
わざと耳にかかるように囁いた声に、ビクッと身体を跳ねさせた美和を見て、俺は満足気に笑った。
fin.
肩のことがあるにしてもこれくらい大丈夫だ。時間をみつけては柏原とジムへ通っているのだから。
必死にしがみついてくる美和を抱えながら、今日はどんなことをして美和を可愛がろうかと考える。
「何を笑っているの?」
美和が恐々と聞いてきた。
笑っていたか?
完全に無意識だったので、驚いて立ち止まる。
その隙に美和は下へ降りようと身体をよじった。
「逃がさないよ」
一生逃がすものか。わがままが通らない窮屈な人生の中で、俺が唯一欲しがったものなのだから。
わざと耳にかかるように囁いた声に、ビクッと身体を跳ねさせた美和を見て、俺は満足気に笑った。
fin.


