あの日の記憶が笑う
結局私は体調不良を偽り、保健室で待機。
しばらくして生徒達が教室に戻ってくると、その集団に紛れて教室に入ることが出来た。無事にミッション完了だ。
……と思っていたのだが、
「あれ?君、このクラスじゃないみたいだよ。ちょっと確認して来るからここで待っててね」
クラスを間違えたらしい。そう言えば自分が何組か知らなかった。やっちまった。
戻ってきた先生に連いて行くと、3組と書いてあるクラスに辿り着いた。ここか、私のクラスは。
教室に入ると、もちろん私は注目の的だ。流石は心美ちゃん!人気者!
そんな中、ふと寒気を感じそちらの方に目を向けると、かなりの至近距離から私を見ている、金吉君がいた。
私が目を輝かせながら手を振ろうとすると、思いっきり目をそらされた。照れ屋さんめ!
金吉君に気をとられている間に、私の目の前まで歩いてきていた先生に入ってすぐの一番前の席に座るよう言われた。私は言われるまま目の前の席に座る。そして教卓に戻る先生をゆっくり見上げた。
そして、私は気づいてしまった!
あの時のハゲた先生と眉毛が繋がってる先生がいる!!何故2人共ここに!?まさか!あの時じっくり見すぎて気づかれた!?わざわざ私を追ってここまで来たのか!?なんて暇な先生達だ!2人揃ってヒマーズか!ヒマーズなのか!
そんな私の心の叫びを知るよしもなく、ハゲた先生が話し出す。
「今日からこの3組の担任の藤 峰尾(ふじ みねお)です。宜しくな。それからこちらの先生が副担任の太田 力也(おおた りきや)先生だ」
ハゲた先生が眉毛繋がってる先生を手で丁寧に指しながら説明する。
いやいやいやいやいや!!担任と副担任!!?マジでか!!っていうか、担任はどっかのアニメのキャラクターに名前似すぎだろ!髪無いくせに!副担は名前力強過ぎだろ!眉毛みたいに強さ醸し出し過ぎだろ!絶対むしってもまたすぐ生えてくるだろ!
それからしばらくこれからの事を説明したハゲた先生は、
「じゃあ解散!」
大きな声でこの場を終わられた。
クラスの生徒達がバタバタと教室から出ていく中、私は溜め息を漏らす。
誰もいなくなった教室の窓から差し込む光に目を細め、心底明るい場所は苦手だと実感する。早く家に帰ろう。早く家に帰って伊丹さんに今日のミラクルだらけの話をしてあげなければ。
書類をまとめて鞄に突っ込み、教室のドアを勢いよく開けた。
しばらくして生徒達が教室に戻ってくると、その集団に紛れて教室に入ることが出来た。無事にミッション完了だ。
……と思っていたのだが、
「あれ?君、このクラスじゃないみたいだよ。ちょっと確認して来るからここで待っててね」
クラスを間違えたらしい。そう言えば自分が何組か知らなかった。やっちまった。
戻ってきた先生に連いて行くと、3組と書いてあるクラスに辿り着いた。ここか、私のクラスは。
教室に入ると、もちろん私は注目の的だ。流石は心美ちゃん!人気者!
そんな中、ふと寒気を感じそちらの方に目を向けると、かなりの至近距離から私を見ている、金吉君がいた。
私が目を輝かせながら手を振ろうとすると、思いっきり目をそらされた。照れ屋さんめ!
金吉君に気をとられている間に、私の目の前まで歩いてきていた先生に入ってすぐの一番前の席に座るよう言われた。私は言われるまま目の前の席に座る。そして教卓に戻る先生をゆっくり見上げた。
そして、私は気づいてしまった!
あの時のハゲた先生と眉毛が繋がってる先生がいる!!何故2人共ここに!?まさか!あの時じっくり見すぎて気づかれた!?わざわざ私を追ってここまで来たのか!?なんて暇な先生達だ!2人揃ってヒマーズか!ヒマーズなのか!
そんな私の心の叫びを知るよしもなく、ハゲた先生が話し出す。
「今日からこの3組の担任の藤 峰尾(ふじ みねお)です。宜しくな。それからこちらの先生が副担任の太田 力也(おおた りきや)先生だ」
ハゲた先生が眉毛繋がってる先生を手で丁寧に指しながら説明する。
いやいやいやいやいや!!担任と副担任!!?マジでか!!っていうか、担任はどっかのアニメのキャラクターに名前似すぎだろ!髪無いくせに!副担は名前力強過ぎだろ!眉毛みたいに強さ醸し出し過ぎだろ!絶対むしってもまたすぐ生えてくるだろ!
それからしばらくこれからの事を説明したハゲた先生は、
「じゃあ解散!」
大きな声でこの場を終わられた。
クラスの生徒達がバタバタと教室から出ていく中、私は溜め息を漏らす。
誰もいなくなった教室の窓から差し込む光に目を細め、心底明るい場所は苦手だと実感する。早く家に帰ろう。早く家に帰って伊丹さんに今日のミラクルだらけの話をしてあげなければ。
書類をまとめて鞄に突っ込み、教室のドアを勢いよく開けた。