好きって言ってほしいのは、嘘つきな君だった。



お陰で、リビングにポツンと取り残された私。



「言い逃げ…?」


よって、頭は大混乱だった。



言わせるだけ言わせておいて、「俺も」って…。


少しズルくはないだろうか。




「大志のバーカ」


なんだかムカつくから、本人のいない好きに悪態をついておいた。




***



「だーかーらー、これは場合分けするの!じゃないと答え大変なことになるでしょ!?」

「はぁ?場合分けなんてやる意味が分かんねぇよ!」

「分かれっ!!」



それから2時間後。


大志のあとに私もお風呂に入り、私達は大志の部屋で再び勉強を再開させていた。



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