大切なキミへ。
✱✱✱






「ん〜!美味しい!」

「ふふっ(笑)よかったね。」

「うん!」







子供のように口いっぱいに頬張る姫咲。


その姿はお嬢様とは思えないほど無邪気だ。








「ねぇ、姫咲。」

「ん〜?」

「私、遥のこと…まだ好きだと思う。」

「うん。」

「それってダメなことなのかな…」







お嬢様と執事の恋なんて…

『禁断』とされていること。



私がよくても、執事である遥はお嬢様に手を出した、と思われる。

遥への処分はきっと…厳しいものになる。
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