たったひとつの愛を君に



家に帰ると私は居間で母と話していた。

星と蜂のこと、皆が助けてくれたこと。

蜂と付き合っていることは母に伝えていた。

なので今日のことを話すと、

1度家に連れてくるように言われた。

蜂と私と母と。

3人でテーブルを囲む様子を思い浮かべると

何だかむず痒く、でもワクワクした。

そんな日が早く来ないかな。

なんて考えていると、また激痛が走った。


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