たったひとつの愛を君に



___ガラガラ

音と同時に入って来たのは、



星と蜂だ。

それだけじゃない。

後ろに続いてクラスメイトが続々と入って来た。

え?なんで?

私が混乱していると、まるで私の思考を読んだみたいに

「皆蜜に一目会いたくて来たんだよ。」

そう言う星。

「花園さん久しぶり!」

「体調悪いんだってね。」

「皆心配してたんだよ!」

皆口々に私に言葉を投げかける。

私なんかに会いに来てくれたの?

私なんかの心配してくれたの?


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