星空を見上げて

「絵里さん」

「たく!圭介もしっかりしないからこんなことになるのよ
女泣かせて何してるんだか、一発がつんと言ってやらないと」

ぎょっとして「絵里さんそれはやめてください!」
そう言うと絵里さんは冗談よっと言って笑った、本気かと思ってどきどきした
近くにあったソファーに腰かけると

「私も何度か会ったことあるけど根は悪い子じゃないと思う
ただ圭介に目が行きすぎちゃってまわりが見えていなかったのね
まぁ今回のことで彼女も気がついたんじゃないかな
今後良い恋愛ができればいいけどね」

そう言う絵里さんはさっきの顔が嘘のように優しい顔をしていた


すると廊下の向こうから近づいてくる足音に気がついた

「こんな所にいたのか、中々戻ってこないから心配した」
彼は私の前まで来て跪くと

「慣れないことで疲れただろう、挨拶はひととおり済ませたからもう帰ろう」

「じゃあお義父様にご挨拶してから」

「先に帰ると親父に言ってあるから大丈夫だ」

絵里さんを見るとにこっと笑って頷いた
さすがに今夜は疲れたので早く帰りたいと思っていた
絵里さんにお礼を言うと私たちは会場をあとにした


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