星空を見上げて

家に帰ると着替えもせずにソファーに座り込んだ
覚悟はしていたけど疲れた、こんなに大変だとは思わなかった
圭介さんが隣に座ると肩を抱きよせられた

「大丈夫か?今日は疲れただろう」

「はい少し」

「今後もこんなパーティがあるかもしれないが無理に出席することはない
同伴していない会社もあるから欠席しても非難されることもない
中にはどうしても同伴を強要されることもあるかもしれないが
俺は葵にそれを強制するつもりはないんだ
そんなことのために葵と結婚したわけではないからな」

彼の肩にアタマを乗せるとキスされた
私が彼の首に手を回すと抱き上げられ寝室に連れていかれた
ベッドに座らされると更に彼がキスを続けてきた

どんどん深くなるキスに私はいつの間にか押し倒されていた
彼は私に覆いかぶさってくると首筋に顔をうずめ唇を這わせていた

いつの間にか2人一糸まとわぬ姿になり時間も忘れ抱き合い絡み合う
いつもより激しい彼の行為に私はひたすらしがみつきついていく
部屋の中にはシーツの擦れる音と私の漏らす声だけが響いていた


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