星空を見上げて

連れてこられたのは居酒屋だった
ここで話すのかなと思っていると奥の個室へ案内された
あんなに賑やかだったのが嘘のように静かだった

ある個室の前に着いて戸を開けると1人の男性が既に席に着いていた
もしかしてこの人が・・

「涼太お待たせ」と草摩さんは日下部さんの隣に座った

”涼太さん”

私はつい立ち止まってしまったが圭介さんに促され部屋に入った

テーブルの向かいには日下部さんと草摩さん
こちら側は私と圭介さん、私の向かいには日下部さんが座っていた

料理を注文してひと息つくと草摩さんが喋り出した

「それじゃ簡単に自己紹介をしようか、草摩隆司です」

「日下部涼太です」

「あの瞳です」

「新城圭介です」

「新城・・圭介?」

「涼太、彼は俺らが働いている新城建設の北海道支社の支社長だ」
と草摩さんが言うと日下部さんはちょっと驚いていた

「新城ってことはウチの会社の?」

「そうなるな」

3人が同じ会社だったことに驚いた
ふと視線を感じてそちらを見ると日下部さんと目があった


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