年下彼氏と甘い恋








一晩中、陽太とのキスや陽太との会話を思い出していた。

その度に胸が高鳴り、身体の奥底がきゅーっと甘くなるのだった。

甘い妄想に耽っていた私は、もちろん睡眠不足で……





「あれ、里佳子ちゃん、眠いの?」




中島さんの声ではっと我に返った。

私の馬鹿!

デスクで目を閉じ眠ってしまうところだった!!





慌てて体勢を整え、



「すっ、すみません!寝不足で」



そう告げた私に、



「彼氏か?」



面白そうな奥原さんが聞く。

例外なく陽太のことを思い出し、真っ赤になってしまった私は、苦し紛れに違いますと吐き出した。


< 109 / 271 >

この作品をシェア

pagetop