年下彼氏と甘い恋
一晩中、陽太とのキスや陽太との会話を思い出していた。
その度に胸が高鳴り、身体の奥底がきゅーっと甘くなるのだった。
甘い妄想に耽っていた私は、もちろん睡眠不足で……
「あれ、里佳子ちゃん、眠いの?」
中島さんの声ではっと我に返った。
私の馬鹿!
デスクで目を閉じ眠ってしまうところだった!!
慌てて体勢を整え、
「すっ、すみません!寝不足で」
そう告げた私に、
「彼氏か?」
面白そうな奥原さんが聞く。
例外なく陽太のことを思い出し、真っ赤になってしまった私は、苦し紛れに違いますと吐き出した。