年下彼氏と甘い恋
だが、幸せいっぱいの私に、森本先輩はあり得ない爆弾を落とした。
「それで提案だが……
今企画中の商品を、このビルに勤めている人に試食してもらったらどうだ?」
「……え?」
「俺たちとはまた別の意見がもらえるんじゃねぇか?
特に、あのガキのいるお洒落な最上階フロアの奴らとかな」
森本先輩はさすがだ。
いまだかつて、そんな試みをしたことはないし、思いついた人もいない。
そう思ったのは私だけではない。
「いいね、そのアイデア」
中島さんが頷き、
「俺も賛成だ」
奥原さんも言う。
「里佳子は?」
そう聞かれて頷きながらも思った。