年下彼氏と甘い恋







試食会を開くことに、部長も大賛成だった。

そこで私たちはその話を具体化して計画を練る。

それでどんどん時間が過ぎ、気付いたら昼休みになっていた。




昼休み……

嫌な予感がする。

昨日の昼休み、陽太は美女たちに囲まれてちやほやされていた。

陽太はもうしないと言ってくれたが……





「里佳子」




急に名前を呼ばれて、心臓が一瞬止まった。

その後、鼓動はやたら速くなり、顔がにやけてしまう。

それでも平静を装い声のするほうへ顔を向けた視線の先には、ピシッとスーツを着て人懐っこい笑顔を浮かべた陽太がいて、



「ご飯、一緒に食べに行こうよぉ」



甘えるように私に擦り寄った。


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