年下彼氏と甘い恋






「ちょっと、部長?ご冗談を!」




慌てて止めに入ってくれた奥原さん目がけて、部長は思いっきりボトルを振り下ろす。

間一髪で避けた奥原さんは青ざめて震えていた。




オフィスは静まり返り、人々は私たちのやり取りを呆然と見ている。

ただ、誰も私たちに関わりたくなさそうだった。





「君は空手をやっていて、強いらしいな」




こんな所で言わないで欲しい。




「でも僕は、剣道部だった」




そう言って部長はボトルを振り上げ……

私は目を閉じた。



ヤバイ、部長は酔いすぎていて、本気で私を叩く気だ。

あんなもので叩かれたら……!!



< 143 / 271 >

この作品をシェア

pagetop