年下彼氏と甘い恋
「ちょっと、部長?ご冗談を!」
慌てて止めに入ってくれた奥原さん目がけて、部長は思いっきりボトルを振り下ろす。
間一髪で避けた奥原さんは青ざめて震えていた。
オフィスは静まり返り、人々は私たちのやり取りを呆然と見ている。
ただ、誰も私たちに関わりたくなさそうだった。
「君は空手をやっていて、強いらしいな」
こんな所で言わないで欲しい。
「でも僕は、剣道部だった」
そう言って部長はボトルを振り上げ……
私は目を閉じた。
ヤバイ、部長は酔いすぎていて、本気で私を叩く気だ。
あんなもので叩かれたら……!!