年下彼氏と甘い恋




カキーン……




乾いた音が鳴り、続いてガラスが割れる音が響いた。

頭を抱えてしゃがみ込む私の耳に、人々のざわつく声が聞こえた。

そして、



「本気でやってるんですか?」



胸をときめかせるその声が聞こえた。

そして、私に背中を向けて立つその姿を見た時……

堰を切ったように涙が溢れた。





悔しかった。

陽太が女性に囲まれて、超美人の元カノまで出てきて。

それなのに、私はずっと給仕係で、ヘマをして。

みんなの前で罵倒されて……

そして、陽太に助けられた。

陽太はかっこいいことばっかりなのに、私なんて……


< 144 / 271 >

この作品をシェア

pagetop