年下彼氏と甘い恋




「下ろして!!」



再び叫ぶ私に、



「それ以上言うと、キスするよ」



陽太は余裕の表情で言う。

それがまた色っぽくて、胸がドクンと言って、思わず顔を背けた。




陽太はずるい。

こんな時まで冷静だから。

ドキドキしているのは私だけで、馬鹿みたい。

私だけが転がされているだけじゃん。





脳裏に山下さんの顔が浮かんだ。

山下さんみたいな綺麗な人と付き合っていた陽太だ、私なんて魅力もないよね。

心の中で自虐的に笑った。


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