年下彼氏と甘い恋





陽太の言葉にいちいちドキンとした。

そして、こんな時に私の名前を出さないで欲しいと思ってしまう。

だって……本気にしてしまうから。

陽太がけっ、結婚を考えているなんて!

そう思いながら慌てて首を振った。

いけないいけない、陽太は山下さんにカルティエの指輪を渡すような男だ。

そして、今は私と付き合っている。

だから私も、そのうち捨てられるかも。

……捨てられる、そう思うと胸が引き裂かれるように痛むのだった。





陽太から離れようとしたのに、離れられなかった。

陽太に会うと、不覚にも身体も心もときめいてしまう。

どうやら陽太の呪縛からは逃げられないようだ。

私はこれから、どうすればいいのだろう。



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