年下彼氏と甘い恋
そんな私なんてお構いなしに、会話は続く。
「前園君、ライン教えて?」
「今度一緒に飲みに行かない?」
「えっ、抜け駆けとかずるい!
私だって呼んでよ!」
「それなら今日行っちゃう?
私、本気で前園君狙っちゃおうかな」
とうとう耐えられなくなって立ち上がった。
そして、努めて平静を装って中島さんに言う。
「すみません、少し気分が悪いので先に戻ります」
陽太たちは見ないでおこうと思った。
むしろ、陽太と女性たちにバレたくないと思った。
だけど、やっぱり気になってしまって……ちらりと横目で声のするほうを見る。
そして、瞬時に見たことを後悔した。