年下彼氏と甘い恋





そう告げながらも困惑した。



昔はもっと迫力があって恐ろしかった森本先輩。

今や爽やかな好青年だ。

人って変わるんだなぁ、なんて思いながらも彼に告げる。





「あの……私のことも言わないでください」




そうなのだ。

何を隠そう、当時の私だって「いい子」ではなかった。

森本先輩に憧れて髪を染め、ピアスを開け、化粧をした。

スカートの丈だってあり得ないほど短かったし、先生に反抗だってしていた。

そう、あの時の私は想像もしていなかっただろう。

あれから十年以上も彼氏が出来ず、処女のままでいるなんて!

おまけに、初めての彼氏が陽太だなんて!!


< 78 / 271 >

この作品をシェア

pagetop