契約書は婚姻届
待ちきれなくてドアを勢いよくばたんと閉めると、ベッドにダイブした。
切られていた携帯の電源を入れたとたん。
ピコピコピコ!
鳴り出した着信音に、慌てて携帯を耳に当てる。
「も……」
『朋香、無事かい!?』
「尚一郎さん……」
久しぶりに聞く尚一郎の声に、じわじわと涙が上がってくる。
それはぽろりと落ちると、そのままぽろぽろと落ち続ける。
「尚一郎さん、尚一郎さん、尚一郎さん……うっ、ひっく」
『朋香?
泣いているのかい?』
「泣いてなんか、ない、です、ひっく、よ」
落ちる涙を拭い、必死で誤魔化してみたものの、完全に鼻声でしゃくりあげていれば誤魔化せない。
『いま、朋香の涙を拭えない自分が恨めしい』
切られていた携帯の電源を入れたとたん。
ピコピコピコ!
鳴り出した着信音に、慌てて携帯を耳に当てる。
「も……」
『朋香、無事かい!?』
「尚一郎さん……」
久しぶりに聞く尚一郎の声に、じわじわと涙が上がってくる。
それはぽろりと落ちると、そのままぽろぽろと落ち続ける。
「尚一郎さん、尚一郎さん、尚一郎さん……うっ、ひっく」
『朋香?
泣いているのかい?』
「泣いてなんか、ない、です、ひっく、よ」
落ちる涙を拭い、必死で誤魔化してみたものの、完全に鼻声でしゃくりあげていれば誤魔化せない。
『いま、朋香の涙を拭えない自分が恨めしい』