契約書は婚姻届
尚一郎が持ち上げたそれに朋香の頬の赤みがさらに増す。

ウェディングドレスを模した白のベビードールは総レースでできていた。
さらにはお揃いの下着も。

「朋香。
着てくれるかい?」

あんなにさっきは怒っていたのに、尚一郎は大好物のおやつをもらった子犬のように笑っている。
しかし、着てくれと頼まれても、あれを着る度胸は朋香にはない。

「これを着てさらに可愛い朋香と愛し合いたい」

耳元で囁くとちゅっと耳たぶに口付けをして離れた尚一郎に、最終的に押し切られてしまった。



「朋香、可愛い」

着替えをすませた朋香に尚一郎が口付けを落とす。

レースでできているベビードールは中途半端に身体を隠し、反対に恥ずかしい。
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