この愛、スイーツ以上
だから、今回のパーティーも同じだと思って、真由美さんが副社長に確認しないで早々と頼んだ。
副社長が早くに話さなかったのがいけないのだが。
「藍華ちゃん以外の人を連れていくなんて初めてのことだけど、よく考えたら藍華ちゃんももう人の奥さまなんだから、そうそう連れ出すことは出来ないわよね」
「まずは宗田の了承を得てからにしないといけないよね。まあ、あいつは簡単に送り出すだろうけど」
「あの、副社長は藍華さんと前に付き合っていたんですよね?」
幼なじみということと、友達の奥さんということしか会話に出てこない。藍華さん本人が言っていたのだから、嘘ではないだろうけど、副社長からちゃんと聞きたい。
元カノということを今気にすることではないけど、事実として心に留めておきたい。
私の質問に真由美さんはキョトンとしてから、副社長を見て目を丸くさせていた。
「えっ? 涼太、藍華ちゃんと付き合ってたの? いつ? どうして別れたの?」
「母さん、ちょっと待って。落ち着いて」
次々と質問を投げる真由美さんを副社長は右手をあげて、制止した。
副社長が早くに話さなかったのがいけないのだが。
「藍華ちゃん以外の人を連れていくなんて初めてのことだけど、よく考えたら藍華ちゃんももう人の奥さまなんだから、そうそう連れ出すことは出来ないわよね」
「まずは宗田の了承を得てからにしないといけないよね。まあ、あいつは簡単に送り出すだろうけど」
「あの、副社長は藍華さんと前に付き合っていたんですよね?」
幼なじみということと、友達の奥さんということしか会話に出てこない。藍華さん本人が言っていたのだから、嘘ではないだろうけど、副社長からちゃんと聞きたい。
元カノということを今気にすることではないけど、事実として心に留めておきたい。
私の質問に真由美さんはキョトンとしてから、副社長を見て目を丸くさせていた。
「えっ? 涼太、藍華ちゃんと付き合ってたの? いつ? どうして別れたの?」
「母さん、ちょっと待って。落ち着いて」
次々と質問を投げる真由美さんを副社長は右手をあげて、制止した。