この愛、スイーツ以上
気持ちを落ち着かせようと母は紅茶を飲んでいた。プロポーズされたことは家族の誰にも話していない。
姉はただデートをするとしか思っていないようだった。
「おい、車の音がしたぞ」
「ほんと! 来たのかしら?」
家の前に車の止まる音がして、両親が先に反応する。まだインターホンが押されないのに早々と二人は玄関へと行った。父はコロまで抱いて連れて行った。
総出でお出迎えだ。
インターホンの音が聞こえたと同時に玄関を開ける音が聞こえた。
早すぎではないか……。
「由梨。あら? 由梨ー! お迎え来たわよー!」
「はーい」
私までもが玄関で待っているのはどうかと思い、一人リビングに留まっていたが、母は私もがそこにいると思っていたようだ。
母に呼ばれて出ていくといつもより爽やかな表情をしている副社長が立っていた。
スーツ姿ではない服は何度か見たことがあるが、今日のファッションは秋らしく渋い感じだった。
丸首のキャメル色ニットに黒色のチノパン。
かっこいい人は何を着てもかっこいいのだろうけど、よく似合っていて本当にかっこいい。
姉はただデートをするとしか思っていないようだった。
「おい、車の音がしたぞ」
「ほんと! 来たのかしら?」
家の前に車の止まる音がして、両親が先に反応する。まだインターホンが押されないのに早々と二人は玄関へと行った。父はコロまで抱いて連れて行った。
総出でお出迎えだ。
インターホンの音が聞こえたと同時に玄関を開ける音が聞こえた。
早すぎではないか……。
「由梨。あら? 由梨ー! お迎え来たわよー!」
「はーい」
私までもが玄関で待っているのはどうかと思い、一人リビングに留まっていたが、母は私もがそこにいると思っていたようだ。
母に呼ばれて出ていくといつもより爽やかな表情をしている副社長が立っていた。
スーツ姿ではない服は何度か見たことがあるが、今日のファッションは秋らしく渋い感じだった。
丸首のキャメル色ニットに黒色のチノパン。
かっこいい人は何を着てもかっこいいのだろうけど、よく似合っていて本当にかっこいい。