俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
自分でも大仰すぎると思う玄関を潜り抜け、俺の部屋に辿り着くまでに、何人かのお手伝いさんとすれ違った。
莉依は、彼らひとりひとりに、「こんにちは」「お邪魔します」と挨拶する。
彼らも慣れたもので「いらっしゃいませ、莉依お嬢さま」と心の底から笑顔で迎え入れる。
彼らの間で莉依の人気は高い。その純朴で裏表のない性格は受けがいいらしかった。
部屋に入ると、莉依は無防備に、ぺしゃりとカーペットに座り込んだ。
スカートの裾から覗く太股に今日も理性が試される。高校男児には辛すぎる。こんな近くにベッドがあるのに、どうして押し倒しちゃいけないんだ。
もちろん、俺と莉依は健全な友達関係にあり、例えふたりきりになろうが、その一線を越えることはない。
超えようかと思ったことなら、度々あるが、彼女がそれを望んでいるとは思えなかったし、今さら築き上げてきた信頼を壊すのもよろしくない。
ぼんやりとその姿を眺めていると、視線に気づいた莉依が怪訝な顔でこちらを向いた。よりにもよって、上目遣いで。
「……なに?」
なに、じゃねぇよ。襲うぞ。
「……俺、寝るから。宿題頼んだ」
「私の頭で出来ればね」
煩悩を振り払うかのようにベッドに横になり、彼女へ背を向ける。
目が覚める頃には、俺の理性がまともに働いてくれていることを願った。
莉依は、彼らひとりひとりに、「こんにちは」「お邪魔します」と挨拶する。
彼らも慣れたもので「いらっしゃいませ、莉依お嬢さま」と心の底から笑顔で迎え入れる。
彼らの間で莉依の人気は高い。その純朴で裏表のない性格は受けがいいらしかった。
部屋に入ると、莉依は無防備に、ぺしゃりとカーペットに座り込んだ。
スカートの裾から覗く太股に今日も理性が試される。高校男児には辛すぎる。こんな近くにベッドがあるのに、どうして押し倒しちゃいけないんだ。
もちろん、俺と莉依は健全な友達関係にあり、例えふたりきりになろうが、その一線を越えることはない。
超えようかと思ったことなら、度々あるが、彼女がそれを望んでいるとは思えなかったし、今さら築き上げてきた信頼を壊すのもよろしくない。
ぼんやりとその姿を眺めていると、視線に気づいた莉依が怪訝な顔でこちらを向いた。よりにもよって、上目遣いで。
「……なに?」
なに、じゃねぇよ。襲うぞ。
「……俺、寝るから。宿題頼んだ」
「私の頭で出来ればね」
煩悩を振り払うかのようにベッドに横になり、彼女へ背を向ける。
目が覚める頃には、俺の理性がまともに働いてくれていることを願った。