俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
「そのコツ、教えていただけないでしょうか……? 最後までやりきりたくて」
篠原さんはわずかに首を逸らせて、眼鏡のレンズをキラリと光らせる。
「……このあとも立て続けに会議が入っています。時間が取れません」
「……そうですよね」
はぁ、と私は落胆する。デキる秘書までの道のりは遠く険しいのだ。手取り足取り教えて貰おうなんて、そんな都合のいいこと……。
反省していると、不意に篠原さんが「――ですが」と付け加えたので、私はハッと顔を上げた。
「……十七時以降であれば、手が空きます。初日から残業も厭わない熱意があるなら、指導して差し上げます」
私は瞳を大きく輝かせ「お願いします!」と思いっきり頭を下げた。
顔を上げると、篠原さんは若干鬱陶しそうにしながらも、ほんの少しだけ微笑んでくれた――気がする。
篠原さんはわずかに首を逸らせて、眼鏡のレンズをキラリと光らせる。
「……このあとも立て続けに会議が入っています。時間が取れません」
「……そうですよね」
はぁ、と私は落胆する。デキる秘書までの道のりは遠く険しいのだ。手取り足取り教えて貰おうなんて、そんな都合のいいこと……。
反省していると、不意に篠原さんが「――ですが」と付け加えたので、私はハッと顔を上げた。
「……十七時以降であれば、手が空きます。初日から残業も厭わない熱意があるなら、指導して差し上げます」
私は瞳を大きく輝かせ「お願いします!」と思いっきり頭を下げた。
顔を上げると、篠原さんは若干鬱陶しそうにしながらも、ほんの少しだけ微笑んでくれた――気がする。