白い虎と蝶 ~絆~
今日帰って何食べようかな。
またあそこ行こっかな。
「今日俺たちの教室に転校してきたよね♪」
そういえば、情報も集めとかないといけないし。
「いい名前だよね♪で、なんでここにいるの?」
「……………」
あそこに行かなきゃいけないとか嫌だな……。
「でもいま授業中だよ?サボり?」
「……………」
あの人、私のこと「なんでもお見通しみだよ?」みたいに言ってくるからちょっと苦手。
でも、だからこそなんでも頼めるしちょっと信用はできる。
それにしても、相変わらずよく喋る人だ。
返事してないのにしゃべり続けるって………。
でも、気づいてないんだ。
お前の弱点なんか分かりきってるし今すぐ倒したい。
我慢我慢。
気づかれないように私は無表情。
カバンからもうひとつの携帯を取り出して、持っていた携帯をポッケにしまう。
元々持っていたのは大切な携帯だ。
調べ物をしたり、誰かと接触したりする時は別の携帯を使っている。
それにしても、青龍の幹部か……。
朝から一体なんの試練ですかね。
遥斗と名乗った彼は相変わらず笑顔を崩してない。