白い虎と蝶 ~絆~
「おーい、遥斗はなにしてんだ?」
ん?
この声は…………。
「お〜、修司(しゅうじ)〜♪ここに女の子がいたから話してたの♪」
「女?」
修司と一緒にきたであろう秀登。
話してないでしょ。
私一言も返事してないし。
それより秀登にしても遥斗にしても青龍ってそこそこ整ってる顔してるよね。
修司と呼ばれた男の顔は遥斗でちょうど見えないけど……。
でもみんなあの人ほどじゃ、ないね。
「カワイイ子がいたからさ」
「可愛い子?」
ちょうど遥斗で隠れていた私は遥斗が避けたことによって修司と呼ばれた人にも見えるようになった。
「ん?」
修司と呼ばれた人は私の顔をのぞき込むように見てくる。
茶髪。頭悪そう。
どうやら思った通り。
青龍の幹部3人はイケメンの集まりのようだ。
「たしかにかわいいね」
私をじーっと見る修司。
無視して携帯をいじる。
「かわいいよね! 俺と一緒に遊ば「むり」」