chocolate mint
「……今日はね、打ち合わせをしてたんだ。コースのメニューとか、内容とかをね。でもほとんど決まってるのに、首を縦に振らない人がいて……理由も何だかんだ言ってたけど、ただ僕に難癖をつけたいだけって感じだったから納得いかなくて」
「『一旦持ち帰って変なケチの付けようの無い完璧なものを仕上げて来ます!』って、チーフシェフと宣言して一緒に逃げて来ちゃった」
半分は真実で……半分は予想だけどね。
有紗さんがメニュー変更を言い出した時に、明らかに青木さんは納得がいかないっていう顔をしていたから。
たぶん今頃こんな感じで話をして、青木さんも帰っているんじゃないかと思う。
……ってか、このまま有紗さん(部外者)の意見を鵜呑みにするようなオーナーだったらこっちから願い下げだし、さっき宣言したように『Felitita』だって辞める事になるのかもしれない。
先の事は分からない。
だけど、やっと香織ちゃんに向き合えた今のこのタイミングを逃したくない。
「『一旦持ち帰って変なケチの付けようの無い完璧なものを仕上げて来ます!』って、チーフシェフと宣言して一緒に逃げて来ちゃった」
半分は真実で……半分は予想だけどね。
有紗さんがメニュー変更を言い出した時に、明らかに青木さんは納得がいかないっていう顔をしていたから。
たぶん今頃こんな感じで話をして、青木さんも帰っているんじゃないかと思う。
……ってか、このまま有紗さん(部外者)の意見を鵜呑みにするようなオーナーだったらこっちから願い下げだし、さっき宣言したように『Felitita』だって辞める事になるのかもしれない。
先の事は分からない。
だけど、やっと香織ちゃんに向き合えた今のこのタイミングを逃したくない。