覇王と女官の恋~囚われの花嫁~
「皇后に拝謁いたします」

「頭を上げよ」

「今日は伝えたいことがございます」

皇后に挨拶にいった後、直ぐに皇帝
に会いにいった。

「私が子を授かりました」

「それは本当か?!」

「はい。医師に確認をしてもらいました」

皇后と同様に皇帝も喜んでくれた。

「では、杏仕事は当分休んだ方がいいな」

「はい。安定期に入るまで、休もうと
 思います」

懐妊したことを伝え、杏は部屋に
戻った。
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