覇王と女官の恋~囚われの花嫁~
妊娠と仕事
「花と紅、話したい事がある」

「はい。杏品様」

杏は自分の身の回りの世話と仕事をまとめる
役割を決めたかった。

「そなたらを7位女官する。
 私の隣にいるのは、花。仕事をまとめる
 のは紅だ」

「感謝します」

2人はとても優秀で、頭もいい。
だから昇進させた。

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「皇帝に拝謁いたします」

「2人の時はやらなくてもいい」

「感謝します」

貴妃堂にいると、皇帝と遣いの人
がいた。

「博文、外してくれ」

「はい。皇帝」

そういうと、博文は出ていった。

「どうされたのですか、何か
 ありましたか?」

「用事がないと来ては駄目なのか?
 あと、2人の時は敬語はいい」

「そんなことは。分かったわ」

2人は仲むつまじく話していた。

「私は、無理やり抱いてしまった
 事を後悔している」

「反省してもらえれば良いです。
 あなたとの子供が出来て良かった
 と思っているわ」

「そうか、ありがとう。もう無理やり
 はしない」

浩然は杏を抱きしめた。
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