【完】俺がずっと、そばにいる。
「そっか。たしかに不安だよね。でも、もう連絡とったりしてる素振りはないんでしょ?」
「それはないけど……この前部屋で偶然元カノの写真見つけちゃってさ。結構ショックだった。言わなかったけど」
「えぇっ、ウソ」
「友達とみんなで写ってる写真だったんだけどね。仲良かったんだなぁって思ったらやっぱり、妬いちゃうっていうか」
「うわぁ……。それは、そうかもね」
琴子の話を聞いていて思う。
やっぱりみんな、付き合っていてもいろいろあるんだなぁって。
表向き幸せそうでもみんな色々悩みはあるんだ。
「信じるしかないってことはわかってるんだけどね。それでもやっぱりまだ、準(じゅん)が私のことどれくらい好きかわかんないから……」
「大丈夫だよ。これから一緒に過ごす時間が増えれば、だんだん安心できるようになるって」
「そうかな」
「うん。それに、琴子はめちゃくちゃ魅力あるしいい子なんだから、大丈夫!」
私が自信たっぷりにそう言うと、琴子は笑う。
「あはは、ありがと柚月」