【完】俺がずっと、そばにいる。
「……はぁ。ったく、どこにいるかと思えばさっそく呼び出しくらってるし」
「す、スミマセン……。でも、よくわかったね?」
「お前が呼び出されるとこ見てた奴がいたんだよ」
「えぇっ」
そうだったんだ。もしかして、それでわざわざ探しにきてくれたのかな。
「いやあの、ほんとにりっくんのおかげで助かったよ。なんか、ごめんね。面倒なことに巻きこんじゃって……。でもまさか、あそこまで言ってくれるとは思わなかった」
「いや、別に俺はただ……」
「嬉しかったよ。ちょっと感激しちゃった」
私がはにかみながらそう告げると、りっくんは少し照れくさそうにパッと目をそらす。
「……だって、約束しただろ。守るって。それに、彼氏のフリとか関係なしに、俺はお前が嫌な思いしてたら嫌なんだよ」
「えっ……」
なにそれ。