復讐劇は苦い恋の味
朋子も勤務中に同僚から聞いたらしく、昼休みに入るとすぐ私の配属先にまで迎えにきたのだ。
「本当に本当によかった! 出勤してすぐ噂で聞いた時は心臓止まるかと思ったんだからね」
「ごめん、昨日は家に帰ったのが遅い時間だったから、今日直接ゆっくり話そうと思っていたの」
私も休憩に入り、ふたりで控室に向かっている今もすれ違う職員は、チラチラと私を見てくる。
これは午前中のうちに病院中に広まってしまったのかもしれない。
「でもよかったね、無事に犯人捕まって。それに彼が美空のこと身を挺して守ってくれたんでしょ? 自分が怪我しても美空を守るとかかっこいいじゃない」
「……うん」
肘で突いてきた朋子に照れながらも頷くと、彼女は目を丸くさせた。
「え、なに? 素直に認めちゃって。やだ、とうとう好きだって自覚しちゃったわけ?」
図星を言い当てる朋子にタジタジになる。けれど本当のことだ。
「本当に本当によかった! 出勤してすぐ噂で聞いた時は心臓止まるかと思ったんだからね」
「ごめん、昨日は家に帰ったのが遅い時間だったから、今日直接ゆっくり話そうと思っていたの」
私も休憩に入り、ふたりで控室に向かっている今もすれ違う職員は、チラチラと私を見てくる。
これは午前中のうちに病院中に広まってしまったのかもしれない。
「でもよかったね、無事に犯人捕まって。それに彼が美空のこと身を挺して守ってくれたんでしょ? 自分が怪我しても美空を守るとかかっこいいじゃない」
「……うん」
肘で突いてきた朋子に照れながらも頷くと、彼女は目を丸くさせた。
「え、なに? 素直に認めちゃって。やだ、とうとう好きだって自覚しちゃったわけ?」
図星を言い当てる朋子にタジタジになる。けれど本当のことだ。