15歳、今この瞬間を
「もういい……そんな嘘話は」
「……」
あたしには、ロウが嘘を言っているようには聞こえなかった。
「これ……やるよ」
ロウは、かわいらしいイラストのついた小さな封筒をカバンから取り出すと、リョウくんに手渡した。
そこには、これまたかわいらしい字で「りょうくんへ」と書かれていた。
「……」
リョウくんは封筒を受け取ると、その宛名とロウの顔を交互に見ていた。
「ありさからの、手紙だ」
「まさか…ありさの……」
「読んでみろよ」
ロウに言われたリョウくんは、雑な手つきで便箋を取り出した。
扱いが雑に見えるのは、きっとその手が震えているから。
そして、便箋を広げたリョウくんの目は、左右へせわしなく動いていった。
「……」
あたしには、ロウが嘘を言っているようには聞こえなかった。
「これ……やるよ」
ロウは、かわいらしいイラストのついた小さな封筒をカバンから取り出すと、リョウくんに手渡した。
そこには、これまたかわいらしい字で「りょうくんへ」と書かれていた。
「……」
リョウくんは封筒を受け取ると、その宛名とロウの顔を交互に見ていた。
「ありさからの、手紙だ」
「まさか…ありさの……」
「読んでみろよ」
ロウに言われたリョウくんは、雑な手つきで便箋を取り出した。
扱いが雑に見えるのは、きっとその手が震えているから。
そして、便箋を広げたリョウくんの目は、左右へせわしなく動いていった。