15歳、今この瞬間を
「…んだよこれ。今更なんなんだよ…ありさ……っ」
読み終えたリョウくんは、その手で手紙を握りしめていた。
りょうくんへと題されたその手紙の内容は、ありさちゃんのリョウくんへの想いが書かれているのだろうことが、会話の流れから想像できた。
リョウくんは泣いていて……あたしは、かける言葉が見つからなかった。
「わかっただろ…夢希を、離してやれよ」
ロウーーー……。
「夢希のこと、好きで付き合ってる訳じゃないんだろ?オレへの仕打ちだってことくらい、わかってるから…」
「ふ…さすがロウだな」
仕打ち……?
2人だけで通じ合っていて、あたしには何のことやらさっぱりわからない。
「あたしが、ありさちゃんに似てるからじゃないの…?」
気になって、思わず口を挟んでしまったけど、
「なんで…この手紙を、隠してたんだ」
今は、その答えはもらえなかった。
「ありさがいなくなってから両想いだと知ったら、余計に辛くなるだろうと思ったから…」
それは、決して通うことのない想いーーー…。
読み終えたリョウくんは、その手で手紙を握りしめていた。
りょうくんへと題されたその手紙の内容は、ありさちゃんのリョウくんへの想いが書かれているのだろうことが、会話の流れから想像できた。
リョウくんは泣いていて……あたしは、かける言葉が見つからなかった。
「わかっただろ…夢希を、離してやれよ」
ロウーーー……。
「夢希のこと、好きで付き合ってる訳じゃないんだろ?オレへの仕打ちだってことくらい、わかってるから…」
「ふ…さすがロウだな」
仕打ち……?
2人だけで通じ合っていて、あたしには何のことやらさっぱりわからない。
「あたしが、ありさちゃんに似てるからじゃないの…?」
気になって、思わず口を挟んでしまったけど、
「なんで…この手紙を、隠してたんだ」
今は、その答えはもらえなかった。
「ありさがいなくなってから両想いだと知ったら、余計に辛くなるだろうと思ったから…」
それは、決して通うことのない想いーーー…。