君に捧げるワルツ ー御曹司の恋と甘い旋律ー
「柚葉がいてくれたら、俺は他に何も望まないよ。
愛してる。生涯の愛を誓う」
私たちは、ただ唇を触れ合わせるだけの長いキスをした。
「澪音……」
「柚葉を最初に家に迎えるときに、ひとつだけ心に決めていたんだ。
そのままの君を愛す。家の事情で決して君を変えることはしないと。 回り道をしてしまったけど、ようやくそう誓えるようになった。
だから、どうか怖がらないで。確かに面倒な家だ。余計な苦労をかけるかもしれない。でも、柚葉の大事にしているものは何一つ傷付けさせはしないから」
私は、澪音が『回り道』と一言で言った裏側にある苦労をを知らない。きっと、私の知らないところで澪音はたくさん無理をしてたはずだと思う。
だけど、そのことを怖れるのはもうやめた。今はもう、私が澪音と一緒にいたいのと同じくらい、彼もそうなんだと信じている。
「私も、澪音を愛しています。澪音が好きだから、澪音のいる世界にいたい。そのことを余計な苦労とは思いません」
「ありがとう、柚葉。
俺と結婚してください」
左手を軽く持ち上げられ、澪音は薬指に指輪を通した。眩い透明な宝石と、樫の葉を象った台座の白銀の輝き。
「はい」
澪音の暖かな胸に頬が触れて、強く引き寄せられる。私も澪音の背中に手を回して、ぎゅっと抱き締めた。
愛してる。生涯の愛を誓う」
私たちは、ただ唇を触れ合わせるだけの長いキスをした。
「澪音……」
「柚葉を最初に家に迎えるときに、ひとつだけ心に決めていたんだ。
そのままの君を愛す。家の事情で決して君を変えることはしないと。 回り道をしてしまったけど、ようやくそう誓えるようになった。
だから、どうか怖がらないで。確かに面倒な家だ。余計な苦労をかけるかもしれない。でも、柚葉の大事にしているものは何一つ傷付けさせはしないから」
私は、澪音が『回り道』と一言で言った裏側にある苦労をを知らない。きっと、私の知らないところで澪音はたくさん無理をしてたはずだと思う。
だけど、そのことを怖れるのはもうやめた。今はもう、私が澪音と一緒にいたいのと同じくらい、彼もそうなんだと信じている。
「私も、澪音を愛しています。澪音が好きだから、澪音のいる世界にいたい。そのことを余計な苦労とは思いません」
「ありがとう、柚葉。
俺と結婚してください」
左手を軽く持ち上げられ、澪音は薬指に指輪を通した。眩い透明な宝石と、樫の葉を象った台座の白銀の輝き。
「はい」
澪音の暖かな胸に頬が触れて、強く引き寄せられる。私も澪音の背中に手を回して、ぎゅっと抱き締めた。